phpBB++ 管理者ガイド - phpBB++ とは
まずはセオリー通り phpBB++ の特徴と運営管理に必要なものについて書きます。
2006年 7月時点で最新バージョンである phpBB-2.0.21 と phpBB-2.0.21++ の違いはこんな感じです。
- メール文字化けを始めとする日本語処理のバグ修正
- 日本語使用時も問題ないようにデータベーススキーマを修正
- 基本的な UI については独自の日本語訳を使用
- 通知メールだけ異なる文字エンコーディングを指定可能
要するにオリジナルの日本語関連バグを修正しているってことです。日本語リソースもちゃんと最新バージョンに追いついています。
- 全体、フォーラム、トピック別の RSS/Atom フィードを配信可能
- 最近投稿されたトピックを全て表示する機能を追加
- 期間やカテゴリだけを指定しての全投稿検索する機能を追加
標準の phpBB には最近の投稿を確認する機能が備わっておらず、新規投稿のチェックが困難です。その解決策として RSS/Atom フィードの配信機能と全投稿検索機能を追加しています。フィードについては Feeds Syndicator という MOD を同梱しており、必要な場合に追加導入する形です。多分通常の phpBB にも追加導入可能ですが未確認です。
- メッセージ内容によるフィルタリング機能を追加
- メッセージ題名によるフィルタリング機能を追加
- メッセージ中のリンク数によるフィルタリング機能を追加
- ゲストユーザの投稿には確認コードの入力を求めることが可能
- スパムを記録用に残すための「ゴミ箱フォーラム」を定義可能
スパム対策機能です。上手く使ってちゃんと管理すれば大半のスパムをシャットアウトできますが、今のところ管理用 UI は用意しておらず、スパム対策のために phpBB++ を検討されている方は phpMyAdmin などが必須だと思ってください。
- メッセージ中で使える実態参照を一部追加
- 誤登録の元と判断して COPPA 機能を除去
- デフォルトのテーマやスタイルシートなどを一部変更
- モデレータがログインしたとき以外はユーザ一覧に無効なユーザを含めない
- いくつかの MOD を同梱
これ以外にもまだあります。要するに、細かい点が色々違うってことです。細部が気になる人は同梱の diff を確認してください。
次に、phpBB++ を使用する上で準備すべきものについて軽く説明します。
- phpBB++ の最新バージョン (必須)
何はなくとも、です。
- mbstring が有効になっている PHP サーバ (必須)
通知メールなどは mbstring (マルチバイト拡張モジュール)で文字コードを変換して送信します(フォーラムが UTF-8 で通知メールは ISO-2022-JP を推奨)。他にも何かと必要となることが多いモジュールなので、使えるようにしておきましょう。
- MySQL サーバ (必須)
MySQL 以外は一切サポートしません。他のサーバでもちょっといじれば動作するはずですが、私は一切関知しません。また、mysqldump コマンドが使えると便利です。
- phpMyAdmin
上記スパム対策機能のところでも書きましたが、今のところ管理者向けの追加機能については UI を用意していません。直接データベースを操作することになるので、phpMyAdmin がないとやってられません。
- patch コマンド実行環境
一部の追加機能(MOD)については patch 形式のファイルとして同梱しています。phpBB 界で一般的な MOD 形式じゃないのは、diff/patch が使える人にはあんなの不便極まりないからです。(笑)
およそこんな感じです。ちゃんと整理し切れていませんが、元々配布目的じゃないってことでご容赦ください。(^^;